晩秋の実相寺訪問。宇宙桜の保護について話し合い

2022年11月11日、晩秋の実相寺さんに訪問。

平日の午前中で私たち以外に訪問者は一人もおらず、ゆったりとした時間が流れる境内で、赤や黄色に色づいた紅葉をじっくりと堪能しました。

実相寺 正面
紅葉に囲まれる実相寺
晩秋の山高神大桜
晩秋の山高神大桜

その後、実相寺ご住職様と話し合い。

桜は地表面に近いところに根を張る樹木のため、地面が踏み固められてしまうと桜の生きる力が衰退してしまいます。そのことは実相寺住職さんも桜守さんも、当事務局も気にかけている懸念事項です。

春に踏み固められていた地面が掘り起こされ、ふかふかになっていました。

踏み固められないようにするには、根の広がる部分を柵で完全に囲い、立ち入り禁止にすればいいのです。

ですがそれだと、実相寺を訪れる人は「宇宙桜の六輪の桜」を間近で見ることはできなくなってしまいます。六輪の桜をスマホで大きく写真に収めることはできなくなってしまいます。せっかく貴重な桜が咲くのに、誰にも見られることなく散ってしまうのは、とても寂しく感じます。

宇宙桜を守るためとはいえ、実相寺を訪れる人の願いや楽しみを一切考慮しないのはどうだろう・・・だからこそ実相寺さんも頭を抱えている問題でした。

そこで「桜の根を守りつつ、桜を間近で見られるようにするため」に、当事務局でこれからやりたいと考えていることを住職さんにお伝えさせていただきました。

宇宙桜を守りながらも、近くで六輪の桜を見たいという願いを叶えるため、宇宙桜事務局は活動してまいります。当事務局の今後の活動にご注目ください。

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